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不動産仲介フランチャイズを調べてみました。これからFC加盟を検討している不動産会社様に少しでも参考になれば幸いです。不動産フランチャイズ店は全国区のものから一部の地域特定のものまで多数ありますが、公開されている情報を元に一覧化しております。尚、店舗数等の情報は、ホームページ上に記載されているものを整理したものとなります。どのサイトにも本情報のようにまとめたものはありませんでしたので、今回の調査を機にまとめてみましたので是非ご覧ください。矢野経済研究所が2016年11月に発表した「賃貸住宅仲介業の店舗数に関する調査を実施」でも、賃貸仲介は「アパマンショップ・ホールディングス」が2016年9月時点で、1164店鋪(直営含むFC店舗数)で1位になっており、2位は「センチュリー21ジャパン」となっており、本記事の調査結果と同数でした。
1.不動産フランチャイズの一覧
2.日本全国の表面的に不動産FCに加盟している業者数は約3000社
一般財団法人 不動産適正取引推進機構が作成した統計資料によると、2015年3月と2016年3月を比較すると157社増加しているとの事です。実態としては、毎年約5000業者が新規開業及び廃業となっているようです。
ここで注目したいのは、毎年5000もの業者が開業しているということです。
これから開業される業者様は、不動産FCとして新規開業するか、自社ブランドで開業するか検討されると思いますが、選択できるのであればどちらの方がよいのでしょうか?
なおLIXILイーアールジャパンは、2015年までに1000店鋪まで加盟店を増やすと2016年7月に発表しており、おそらく他のFC本部もまだまだ加盟店を増やしていく姿勢のようですので、FC加盟と言う選択肢もまだまだあるのではないかとも考えられます。
またクラスモ、グッド不動産など不動産FCとしての新規参入業者も出てきてFCに加盟する選択肢も増えてきた状況にあると思います。
そもそも不動産フランチャイズに加盟するメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。
出典:「【不動産業】宅地建物取引業者数、9年ぶりに増加!」株式会社データ&ジャーナル社
http://www.fdj.com/2015/09/39.html
出典:「ERA 2025年までに加盟店1000店」全国賃貸住宅新聞
https://www.zenchin.com/news/13520.php
各FCによって異なる部分はありますが、ここでは一旦アパマンショップネットワークの加盟のメリットを参考にしてみます。
出典:「アパマンショップFCご加盟のご案内」株式会社アパマンショップホールディングス
1.研修サービス
2.反響サービス
3.システムネットワーク
4.情報提供サービス
5.その他ネットワークサービス
不動産店鋪の場合、少人数で運営しているケースが多く実態としてマニュアルが無く実務をOJTで業務を覚えていく。そのようなお店も少なくありません。ですから、研修がサービスとして整っていることはとても素晴らしいですね。店鋪や社員数を増やしていきたい経営者にとっては人材育成コンサルティング企業に依頼するよりも安心感があるかもしれません。
これは、加盟店にとって重要な要素です。せっかく加盟したのに看板の認知度が低いと、販促費・広告費が余計にかかるようなものですから、本部には認知度を高めてもらいたい。加盟店の切なる願いではないでしょうか。
ITのサービスのことになりますが、FCのサイトへ物件掲載を行うことをどのFC店でも行っていますが、物件情報をサイトに出稿するためのソフトウェアであったり、入力した物件情報を提携サイトに一括掲載したり、FCで提供されている契約書などの雛形が使えたりするソフトウェア(IT)サービスです。近年ではクラウドやビッグデータ、AIなどによるリアルエステートテックといった新たなサービスが増えており、ますます情報処理のスピードが速く、ローコストで出来るようになってきました。フランチャイズ本部が提供するITサービスによって差が広がりやすい部分ではないでしょうか。
加盟店用のクローズサイトやメルマガなどによる本部からの情報発信は、研修、営業ランキング、コンプライアンスなど旬の最新情報を提供しているようです。専門誌や新聞で得られる情報だけでなく、成功例・失敗例の情報共有はためになる情報だと思います。
上記のようなメリットが加盟店は受けられます。どれも、不動産仲介ビジネスを行うには外せない必要なことばかりですね。
フランチャイズに加盟するメリットが分かりましたが、不動産フランチャイズが始まった歴史や、フランチャイズについてももう少し深堀りして調べたいと思います。
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