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不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)が毎年発表されている、「不動産情報サイト利用者意識アンケート」の本年度の調査結果が発表されました。
確認する事で、インターネット集客を行う上で継続して行う事、新たに行う事の参考になると思います。不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)のサイトに公開されておりますので、是非ご確認頂ければと思います。
その中で幾つか興味深い内容をピックアップしました。
物件を検索に利用したものは、全年代で「PC」は男性、「スマホ」は女性の方が多い
※引用・参考文献：不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果
毎年スマートフォンでの検索は増加傾向にあります。但し、未だ男性の様にパソコンで検索する方も多い現状もあります。パソコンサイト・スマホサイトの両方での情報公開が必要である事は今後も暫くは続きそうです。
未だ、スマートフォン対応されていない業者様のホームページも見受けられます。対応されていない業者様は早めの対策をお奨め致します
※引用・参考文献：不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果
問合せ不動産会社数、物件数ともに大きく減少。ユーザーが問合せる不動産会社・物件を絞り込む。
※引用・参考文献：不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果
この調査結果は前年から変化が見られます。実際に問合せする物件数や業者数が減る傾向が見られます。
物件を契約した人が検討時に問合せた不動産会社数は、「2 社」の割合が最も高く27.9％、「3 社までの合計」は74.2％と前年比10 ポイント近く低下し、平均は「2.8 社」で同0.5 社減少しております。
これは、インターネット上での比較検討の度合いが高くなって来ている事が考えられます。
ポータルサイトや不動産業者のホームページで、より多くの情報を確認出来る状態ですので、物件探し～比較検討迄をインターネットで行い、ある程度絞り込んで実際に問い合わせする傾向が高くなっていると感じます。
※引用・参考文献：不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果
これも前述の内容の傾向から考えられる内容と感じます。物件さがしをされる方はインターネット上で、物件探しだけでなく、比較検討も行っています。検討する上で写真が重要なポイントになる為に、より多くの写真を確認出来る事を求めているのでしょうね。また、最近は、RICOH THETA等の様に３６０度パノラマも物件を確認する上で興味の度合いが高くなっている様です。
２番目が物件数になっております。これも比較検討をインターネット上で行いたい事への現れと考えます。また、２４％の方が会社案内の詳細と答えている事も一つのポイントとして捉えて良いかと感じます。比較検討して実際に問合せする前に会社案内等でどの様な会社なのか確認しているでしょうから、ホームページの会社案内を充実する事は問合せ頂く際のハードルを下げる対策になると感じます。
※引用・参考文献：不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果
不動産会社に求めるもののトップ2 は、売買・賃貸ともに「正確な物件情報の提供」「物件に対する詳細な説明」。“対応”の良し悪しも成約に影響。
※引用・参考文献：不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果
”満足”の最多回答は「対応が親切」、“不満”は「物件に関する情報不足」。物件を「契約した人」は、不動産会社の接客に対する満足度が高い。
※引用・参考文献：不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果
お客様が求めるもの・期待するものは、やはり上位は物件の正確な情報提供と説明にある様です。紹介頂いた物件の情報を正確に知りたいのは、容易に理解出来る事かと思います。ただお客様は不動産の素人ですので、どの範囲をどれくらい知りたいのか明確ではない場合もあるので、上手くフォローする事で顧客満足度を向上するチャンスになるかもしれません。また、親切・丁寧など対応に対する期待度も高いようですので、お客様に丁寧に且つ迅速に接する事も大切な事と感じます。また興味深い点では、不満だった事の調査結果で、『希望に合う物件を紹介してくれなかった』は全体の11％しか無かったようです。
※引用・参考文献：不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果
幾つかピックアップしましたが、他にも多くの調査結果がありますので、是非参考にしてみて下さい。
最後に、過去の経験の話を一つ。
インターネットの対策は勿論重要です。今回の件を参考にしてサイトの対策を取る事でより多くの問合せに繋げる可能性を高められるかと思います。
過去10回ほど引っ越しを経験しました。引っ越しする際は必ず、不動産ポータルサイトや不動産業者のホームページで問合せを行っておりました。その際に、問合せした不動産業者から折り返しのメールや電話があった割合はおおよそ50％でした。これは地域や時期は関係なく、ほぼこの確率でした。他の引っ越しを経験した方に伺っても殆ど変わらなかったです。サイトの対策に合わせて、『サイトから問合せがあった際に100％対応する。』これも合わせて実践頂くと、来社数の増加に寄与出来るかと思います。
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