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前回のコラムでは、SEOを行う上で「ユーザーのためのコンテンツ作成が重要」ということと、「やってはいけない間違ったSEO」についてご紹介しました。
今回からはやるべき施策について掘り下げてまいります。
※不動産サイトにおけるユーザーとは、主に「物件購入を目的とした方」や「お部屋探しをしている方」、あるいは「物件のオーナー」など
やるべき施策の前に念頭に置いていただきたい重要なことがあります。
まずはおさらいとして前回までのコラムでご紹介した下記の2つですね。
そして今回のコラムでお伝えさせていただく重要なポイントは「情報の量・質・鮮度」です。
WEBサイトにおける情報の量とは、「サイトのページ数」の多さです。
もちろん、ただ多ければ良いというわけではなく後述する情報の質も関わってきます。
ページ数は、不動産サイトでは「掲載物件の数」が大きく影響します。
「品揃えの少ないお店」と「豊富な品揃えでニーズに合いそうなものがありそうなお店」で比較した場合、後者で買い物をしたいと思いますよね。
不動産も同じで、多くの物件を掲載することがユーザーの「もしかしたらここの不動産会社ならお目当ての物件が見つかるかも」という期待に繋がります。
また、情報の量はSEOでも非常に重要となります。
こちらについては次回コラムにてご紹介させていただきたいと思います。
先ほど述べた「情報の量」だけではなく、「質」も重要になってきます。
情報の質で特に影響があるのは「物件の詳細な情報」になります。
詳細な情報とは、主に物件の写真や設備などの文字情報、物件に対する説明など物件の事をよりイメージしやすい情報です。
実際に物件を契約した人を対象にしたアンケートからも情報の質を重視している傾向が見受けられます。
不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)が公開している
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」の調査結果から引用
http://www.rsc-web.jp/pre/img/181025.pdf
情報には「鮮度」も重要な指標となります。
いつまでも同じ情報を出し続けるのと、毎日情報が変化するのとでは印象が大きく変わってきます。
更新日が数年前のサイトだと、運営しているのかわからず「ここに問合せをしても大丈夫かな?」と不安になりますよね。
週に一回など定期的に更新されているサイトであれば、信頼感や安心感にもつながり会社のイメージもアップします。
また、「自分の欲しい情報がこれから追加されそう」といった期待が持てるので、次回以降の訪問にもつながります。
やるべき施策について、前置きが長くなってしまいましたが、今回ご紹介した「情報の量・質・鮮度」は、どの施策においても重要となります。
これらを考えたときに、不動産サイトではどのようなことをすれば良いのか、見えてきたのではないでしょうか。
次回は「情報の量」に関する具体的な施策をご紹介してまいりたいと思います。
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