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前回のコラムではSEOを行う上で「訪問者がどういう意図で検索するかを考え、キーワードに対して適切なコンテンツを用意することが重要」と述べました。
今回はその理由とやるべきこと及びやってはいけないことについて説明いたします。
最近「SEOとはユーザーのことを第一に考えてコンテンツを作成すること」という主張をよく目にします。「SEO ユーザー 」で検索すると同様の主張の記事がたくさん見つかります。
以前はSEOはリンクやキーワード等のテクニックの話が多かったですが、現在はなぜ「ユーザーのためのコンテンツ作成が重要」という話題が多いのでしょうか?
Googleは検索エンジンの結果ページ(SERP)からの広告収入を主な運営資金としています。
そのためにはユーザーにGoogleの検索エンジンを使ってもらわなくてはなりません。
もしユーザーが検索した際に、検索意図とずれているページや内容の薄いページが上位にあったらどうでしょうか?そういう状態が続いたら、うんざりして使いたくなくなりますよね。
そこで Googleはユーザーにとって有益なページを上位に表示させるようにアルゴリズムを改良してきました。
その結果ユーザーにとって有益・良質なページが検索結果に現れるようになってきています。
これが「良質なコンテンツをつくることがGoogleに評価される」と言われる所以です。
繰り返しにはなりますが良質なコンテンツとはユーザーにとって有益になる情報です。問題に対して適切な回答を与えることでユーザーが満足することが重要です。
想定されるユーザーの検索意図を熟慮し検索に対して充分な回答になるようにしましょう。
また独自性も重要な要素になります。ご自身の言葉でコンテンツを作成することを強くおすすめします。
ここからはやってはいけないことを説明します。
よくブラックハットSEOという言葉を耳にしますが、4〜5年前には効果があった施策が現在では効果が無い、もしくはペナルティとして逆効果になるケースがあります。
いくつか例をあげていきます。
ページ内にキーワードを不自然なくらい詰め込むこと
テキスト色を背景と同じ色にする等、ユーザーには見えない形でキーワードを含む文字を設置すること
お金を払って外部のサイトにリンクを設置してもらうこと
ページを大量に相互リンクすること
自動生成された文法は正しいが、意味が支離滅裂であるテキスト
主に外部リンクの設置元として使われることが多い
他のサイトから引用しただけのコンテンツもしくは完全に同じでなくても似通っているコンテンツ
Googleはこのような施策に対して対策をしてきました。
ペンギンアップデートやパンダアップデートと呼ばれるアルゴリズムがその一例です。ブラックハットSEOは現在ではスパムとしてペナルティを受け順位が下がるので注意しましょう。
以前は効果がありましたが、現在は効果がない施策について説明いたします。
Googleが公式に検索ランキング決定に利用していないと言っています。
キーワードを入れすぎるとペナルティを受ける可能性があります。
また競合他社に知られる・ソースに無駄が増えることを考えると設置しない方が良いでしょう。
meta descriptionも検索ランキングには影響しません。
しかし検索結果の概要文に表示されることが多いので、ページ内容を簡潔に説明する内容でユーザーが興味を引く文章にすることをおすすめします。
インデックスされることを目的として
<meta name=”robots” content=”index” />を入れる必要はありません。
ただしインデックスさせないためには
<meta name=”robots” content=”noindex” />
を使用する必要があります。
「拒否しないなら記述は不要」ということです。
以前はキーワードは5%前後や8%前後が良いと言われていたことがあります。
現在キーワード比率調整はSEOの上位表示効果はありません。
逆に過剰にキーワードが入っていないかとしては考慮する必要はあります。
手軽に順位を上げる方法はありません。
逆説的かもしれませんが、SEO=サーチエンジン最適化とはいえサーチエンジンのみに注視していてはだめな時代になっています。
ユーザーにとって良質なコンテンツを作成することです。
不動産サイトにとって良質なコンテンツとは何でしょうか?
次回からはやるべき施策について掘り下げていく予定です。
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