消費者が不動産ホームページに求めること

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■物件は探してもらうものから、自ら探すものへ

皆さんはインターネットで買い物をした経験がありますか?
おそらくほとんどの方が経験をしたことがあるかと思います。
情報化社会となった今、日本全国どこにいても情報を手に入れることができ、
買い物、予約、学習など多くのことがインターネットを通して可能となりました。

不動産業界もインターネットを活用するようになって大きく変化しました。
以前は不動産会社に直接来店しないと物件情報は入手できませんでしたが、
インターネットを活用した今では誰でも、どこでも物件情報を入手できる環境に変化しました。
物件情報は、不動産会社に来店して営業マンに探してもらうものから、
自ら物件を検索し事前に調べ、比較検討し、来店した時にはピンポイントの物件を紹介してもらうものへと変わってきているのです。

■物件の基本情報は当たり前。プラスαの情報提供を

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消費者(物件を検索している人)は、より細かく詳しい物件情報を知ろうと何回も物件について検索を試みます。
そのために訪れるサイトは、大手不動産ポータルサイト(SUUMO、HOME’S、athomeなど)をはじめ、自社サイト、競合他社サイトなどがあります。
消費者は必要な情報を得るために、多くのサイトで同じ物件情報を比較して探すこととなるのです。

では多くの不動産業者がインターネット上に物件を掲載している中、自社を選んでもらうにはどうすればいいでしょうか。
それは「情報の差別化」を行うことです。
「情報の差別化」とは他社サイトにはない独自の情報を提供することです。
他社サイトにない独自の情報とは、
物件の基本情報
+ 営業マン目線からのコメント
+ 物件のメリットデメリット
+ 周辺環境
+ 物件画像
+ 周辺環境画像
+ 物件動画
+ パノラマ動画
などが挙げられます。物件の基本情報だけでなく+αの情報が求められる時代となっているのです。
実際に以下のデータから多くの消費者が豊富な情報提供を求めていることが分かります。

Q.問合せ・訪問時に不動産会社を選ぶ際のポイントは?
またその中で特にポイントとなるものは?

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出典元:不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果 2016年10月27日発表

また他社にはない「物件量」を充実させることでも差別化をすることができます。
「100種類以上のスニーカーのある靴屋」と「5種類のスニーカーしかおいていない靴屋」
あなたはどちらの靴屋で買い物をしたいと思いますか?

■時代遅れの古い考え方は捨てるべき

現在多くの不動産会社は自社のホームページを持っています。
ですが、「情報の差別化」ができている不動産会社はどれくらいいるでしょうか。

消費者はインターネットを使い多くの情報を調べ、比較検討しています。
情報の差別化ができていない不動産会社は、比較検討から外されることを意識しなければなりません。
あなたのホームページ以外に多くの情報を提供している不動産会社がいるのですから、
わざわざ情報を出していないあなたの会社に問い合わせして詳細を聞くといったことをする必要がありません。

調べればいくらでも情報を得ることが出来る時代です。
お客を選ぶ立場ではなく、消費者から選ばれる立場にあるということに気づいてほしいと思います。
「集客できない」とうだうだと嘆いているその間に、一枚でも多く物件画像を撮りに行ってみてはどうでしょうか。

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