スマートフォンへ対応する必要性とその対策

2018.02.14

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スマートフォンへ対応する必要性とその対策

昨今のスマートフォンの普及は皆さん日々感じていらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そのデータと対策方法に関して記載したいと思います。

あらためて数値で見ると爆発的な普及率となっております。

そしてその普及率の特徴として、1人が1台持つ情報端末であることが挙げられます。

個人のスマートフォンの保有率をみますと、2011年に14.6%であったものが、2016年には56.8%と5年間 で4倍に上昇しております。

又この個人普及率は、若い世代になるほど、高い普及率が見られます。

20代・30代では90%以上になります。

それに伴い、スマートフォン等のモバイルからのインターネット利用時間も増加傾向にあります。

モバイルによるインター ネット利用時間(平日1日あたり)を2012年と2016年とで比較すると、全体で38分から61分 と1.6倍に増加しています。

モバイルからのインターネット利用時間が 2012年から2016年にかけ増加した要因を、ス マートフォン利用者のインターネット利用時間、フィーチャーフォン利用者のインターネット利用時間、各機器の利用率に分けてみると、スマートフォン利用者1人あたりの利用時間も増加していますが、スマートフォン利用者の割合が上昇した影響が大きいと考えられます。

フィーチャーフォンの利用者がスマートフォン利用に移行することにより、インターネット利用時間が増加してきたことがうかがえます。

又これは、スマートフォンの普及率とLTE等の速度向上も寄与している様です。

又この利用時間も10~20代により多い傾向が見られます。

では、インターネットへのアクセスにスマートフォンが主流となっている中で、どの様な対策を取るべきか。

それは各サイトがスマートフォンに最適化されたページを表示する様に施す事が先ず実施すべき方法です。

具体的には大きく2つの方法があります。

各デバイスによってページを持つ

パソコン用サイトとスマートフォン用サイトを持つ事です。

同じアドレス(URL)でアクセスされたデバイスで表示する画面を切り替える方法です。

Yahoo!等が行っている手法です。

パソコン用・スマートフォン用の別のアドレスを持つケースもあります。

PCでは詳しく調べたい、スマートフォンで手軽にアクセスしたい等、利用用途を想定しての画面をそれぞれ作りこめることが特徴です。

ただし、それぞれのサイトを、常に運営(設定)する必要性があります。

各デバイス

レスポンシブデザインでサイトを運営する

レスポンシブWebデザインとも言われます。

アクセスされたデバイス(パソコン、 タブレット、スマートフォン等)に関係なく、同じ  URL で同じサイトを配信しますが、画面サイズに応じて(つまり「レスポンシブ」に)表示を変えることができます。

近年主流となってきているサイドバーのない1カラムをベースとしたシンプルで見やすいレイアウトが多く、最先端のイメージが持たれやすいです。

又、レスポンシブウェブデザインはGoogleでもおすすめされているスマートフォンサイトの設定方法の一つです。

しかし、独自で運営・開発するとなると、速度対策や表示ページの構築などに大きな費用や時間を要する可能性があります。

ただ、今後はこの手法が主流となってくるのではと感じておりますし、ユーザービリティも高いので、スマートフォン対策には最適な手法の一つと考えます。

レスポシンブ

また、SNSの利用率も年々高まって来ております

代表的なSNS、LINE、Facebook、X(旧Twitter)等のサービスのいずれかを利用している割合をみると、全体では、2012年の41.4%から、2016年には71.2%にまで上昇しており、SNSの利用が社会に定着してきたことがうかがえます。

年代別にみると、10代20代は2012年時点から利用率が比較的高い傾向にあり、20代は2016年には97.7%がいずれかのサービスを利用しております。

又、年代で利用しているSNSが異なる傾向もあります。

スマートフォン対策と合わせて、SNSでの情報発信も検討されると良いかもしれません。

各統計 出展 総務省 情報通信白書平成29年版 より

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