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マイホーム購入となると完成まで楽しみでワクワクする一方、その分時間と手間がかかり色々と大変です。
しかも、一から家を建てるとなると専門家に頼まなくてはならず、なかなか自分のイメージ通りにすることは難しいのではないでしょうか。
そんな中、ARを使ったすごい技術が開発されているようです。
AR[Augmented Reality:拡張現実]とは、数年前に話題となった技術で、VRと似ているところもありますが、一番の違いは現実世界をベースとしているという点です。
今では交通事故シミュレーションなど様々なところで活用されています。
今回の新技術として、AIが消費者の好みやライフスタイルに合わせて住宅の構造や間取り、土地などを提案してくれるというものでさらに、住宅の建設候補地でスマホをかざすと建設予定の住宅を出現させることができるというAR技術が今秋サービス化する予定とのことです。
最近では建売住宅にしても、建物の完成前に販売を行う物件が多いです。
このAR技術がサービス化されることで、完成前に建設予定地で完成した家の様子を見ることができ、より現実的にイメージできるようになることで購入者の安心感・満足感がさらにアップすることが期待できます。
そのほかにARは、賃貸住宅を探している方にも活用することができるのです。
ARにもタイプがあり、画像認識型ARというものを活用すれば、事前に登録した図形や画像をARで認識することによって情報を提示することができます。
例えば、チラシや店頭に貼っている物件情報にARを設定すれば、PCサイトを経由せずに、その場で気になる物件の室内イメージや設備の説明、周辺情報など映像となって見ることができます。
また、Webサイトへのリンクを設定し誘導することも可能です。
間取り・家賃・エリアなどの基本的な情報に加え、チラシがその物件の特長をさらにアピールできるツールに変わり、お客様の来店動機への後押しにもなります。
物件を探している人は、自分の希望する物件に近いものを事前に把握し、効率的に内見することができます。
また、お店側もお客様の反応を明確に知ることができ、内見に対応する時間と労力も削減でき、管理物件ともマッチングしやすくなり早期契約につながるきっかけにもなります。
さらに研究が進めば、マイホーム購入はもちろん、使われていない空き家をAR技術でリノベーションした状態で出現させることも可能になり、全国で問題となっている空き家対策の解消にも期待できそうです。
いまの時代、事業にITを活用するのは当たり前という社会になってきています。
不動産業界のIT化も加速し、不動産業にも今後さらにAIやVR,ARなど時代の流れに沿った変化が現れています。
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