新しく開業した時やホームページをリニューアルしたい時といった不動産ホームページを作りたい時に、
どうすればいいか分からない。
そんな方に向けて、主要な方法をご紹介したいと思います。
大きく分けて以下の4つがあります。
1.自分・自社でホームページを作る(プログラミングが必要)
メリット
- 作成にかかる費用を最小限におさえられる
- 自分のイメージ通りのデザインにできる
- 仕様に縛られず様々なコンテンツを自由に作れる
- いつでも更新できる
デメリット
- セキュリティ対策を自分で行う必要がある
- サーバーやドメインの取得・管理等が発生する
- サイト構成からデザイン作成、ページ構築など多くの作業時間が発生する
- HTMLやCSS、JavaScriptなど構築に関するプログラミングの知識が必要
- デザインソフトやWEBデザインの知識が必要
- 集客を効果的にするためにはSEOの知識が必要
- サイト分析は自分でする必要がある
- 「おとり広告」などの「不動産の表示に関する公正競争規約」にも注意して作る必要がある
- 物件情報を掲載・更新するには手動で作成・更新するか、API等を用いた物件情報の連携が必要
2.プログラミング不要な不動産専用のホームページソフトを使う
メリット
- HTMLやCSSなど作成に必要なプログラミングの知識が無くても作れる
- パッケージ化されているためホームページ開設までが比較的容易
- オンラインでの内見や360度パノラマなど不動産ホームページにシナジーのあるサービス連携や機能が見込める
- 物件検索・表示機能が標準で備わっている
- 物件管理ソフトと連携している場合、物件情報の更新が容易
- 会社案内などの必要なコンテンツが最初から用意されている
- バナーなどよく使う素材が提供されている場合がある
- 不動産業界に特化したサポートが受けられる
- 標準でセキュリティ対策されている場合がある
- 法改正などによる情報提供や対応サポート、機能実装が期待できる
- サイト分析ができるサービスもある
デメリット
- 自由度に制限がある(仕様により再現できないデザインやコンテンツがある)
- テンプレート、カスタマイズ次第では他と同じようなサイトに見える場合がある
- 集客力(SEO対策)が導入するソフトにより異なる
- ソフト・サービスの利用料がかかる
- アップロードできるファイルの容量制限を気にする必要がある
3.ホームページ制作会社に依頼する
メリット
- プロに頼むのでクオリティの高いホームページが作れる
- 作成・更新に必要な専用ソフト・ツールが不要
- 作成・更新中も別途業務に専念できる
- セキュリティについても相談・対策が見込める
- CMSを利用したサイト制作をしてもらえる場合がある
デメリット
- 作成や更新に費用がかかる
- 更新に時間がかかる場合がある
- やり取りに時間がかかる
- イメージ通りにできない、伝わらない場合がある
- 制作会社の選定が大変
- 不動産に詳しい会社でない場合、やり取りにロスが発生する可能性がある
4.その他:SNSやブログサービス使ってホームページ替わりに利用する
メリット
- 手軽・低予算でアカウントを開設、プロモーションができる
- 自社のターゲット層とサービスのユーザー層がマッチすれば多くの集客が見込める
- 自社のファンを作ることができる
デメリット
- 自社ドメインが使えない
- アカウントの運用・更新が大変
- 炎上に気を付ける必要がある
- 集客できるユーザー層が限られる
いかがでしたでしょうか。
つい先日には、ネット利用者が初めてテレビを上回ったとの調査結果(※)も出ており
インターネットでの集客、ホームページの重要性はどんどん高まってきています。
まずはご自身、自社の状況に合った方法を知っていただき、
ホームページ作成の成功に繋げていただければ幸いです。
全年代では、平日の「インターネット利用」の平均利用時間が「テレビ(リアルタイム)視聴」の平均利用時間を初めて超過。
出典:総務省 情報通信政策研究所
「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(8月25日掲載)
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